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2010年7月

被リンクで受けるマイナス評価

発リンクでペナルティを受けることがあるのは、よくご存じの方も多いはずです。
発リンクが、有料リンクだったり、リンクファームへのリンクだったり、ペナルティを受けているサイトへのリンクだったり……。

でも、被リンクが同じようにペナルティを受けることは無いと考えるのが一般的。
理由は、被リンクが増えることでペナルティを受けるならば、ライバルサイトへ大量のリンクを貼ることで、評価を下げることが可能になってしまいます。
それではまともな評価が不可能になってしまうので、あり得ない……と考えられているわけです。

それはある面では正しいのですが、別の面から検証するとそうではないことがわかります。

被リンクは、そのサイトを見たユーザーが、情報としての価値を認めているからこそリンクをします。
だから、被リンクが多いサイトは、良いサイトだと認められる。

……しかし、そうとばかりも言えなくなってきました。
自動で大量生産したようなサイトからひたすらリンクを貼りまくる人たちが出てきたせいです。
IPさえも変えてきますから、性質が悪いとしか言いようがありません。
SEOを意識して、検索エンジンで上位表示することだけの為に、そういったリンクファームを作ったり、逆に有料リンクを設けてSEOをビジネスとする。

仕方のないことかもしれません。

検索エンジンでの上位表示が、利益を生み出してしまうのですから。

……話をもとに戻しますが、被リンクはサイトにマイナス評価を与えないとの考えから、中身の無いサイトを大量に作って、リンクを集める人たちは後を絶ちません。

ところが、実は、これは大きな間違いなのです。

出来たばかりのサイトは検索エンジンにも読み込まれていないし、閲覧される可能性は極端に低いのが当たり前。
そんなサイトに貼られるリンクは、同じ運営者が別のサイトから貼ったものか、有料リンクである可能性が非常に高いと考えられます。
つまり、できて間もないサイトが自然なリンクを獲得する確率は低く、大量な被リンクが発生すれば、それはリンクファームだと考える方が合理的です。

当然、検索エンジンはそう判断していると思って良いでしょう。
(出来たばかりのサイトをライバルだと言って、蹴落とす為にリンクを貼りまくる人はいません。 そもそも、ライバルだと思われること自体が不自然。)

被リンクがマイナス評価を与えることがないと考えて、リンクを増やし続けている人は、非常に危険な状態です。
サイトが高い評価をすでに受けているなら、いくらリンクが増えてもマイナスに向かうことはありません。
しかし、評価の低いサイトばかりからリンクがあって、サイトを開設してからの年数が短いと、間違いなく評価は低くなります。
そしてそんなサイトからリンクを貼ると同じ目に……。

不自然な被リンクの量産は、NGです。

アルゴリズムは複雑で簡単な計算ではじきだすことはできません。
評価を下げることでも、その情報量や質さえも評価されていますから、被リンクだけで決定するものでもありません。

ただ、被リンクの無意味な量産は危険なのは事実。
被リンクを集める前に、サイトの充実を図ること。 それしかありません。
空っぽのサイトへ貼られたリンクは、リンクファームだと判断されても仕方ないでしょうね。

別の話になりますが、個人で検索エンジンや相互リンクを受け付けていたサイトの中で、登録審査を設けて、登録されるサイトを厳しく審査するところが多くなってきました。
発リンクによるダメージを考えているのでしょう。
もうその時点で、オープンな検索エンジンとは言えなくなってますね。
そういうところでは、個人の趣味で作ったようなサイトでは、とても登録してもらえないでしょう。

どんどん、初心者には厳しくなっていっています。
本当はそれではいけないのですが……。
初心者が、楽しみを持ってサイト作りに参加できる状況が増えれば、良いサイトも増え続けるはずです。
でも現状では、サイトを作ってもWEBの海に沈んでいくだけです。
……何か良い方法があれば、いいんですけど。

SEOでやるべきことと、自分では無理なこと

手持ちのサイトは、現在どれもそこそこ順調ですが、手を打ち過ぎて失敗したもの、何もしないことが良いSEOだったこと、他のサイトの力を上手く受け継いだもの……考えることは少なくありません。

確実なのは、ドメイン(サイト)年齢の評価はゼロではない。(ただし、ある条件を満たしていれば、気にするほどのことはない)

被リンクの数は評価の対象だが、その質によってはマイナス方向に向かうことがある。(自動生産したような大量のサイトからのリンクは、主たるサイトさえもスパムと同様とみなす)

発リンクは大きな評価のひとつ。 スパムサイトにリンクしてしまうと大ダメージ。

新規にサイトを作る場合、アフィリエイト目的だと、確実に広告タグを貼ってしまいます。
この広告のすべてがマイナスになるとは言いませんが、マイナスに評価されるものがあることは確実です。
弊害があるといけませんので書きませんが、注意が必要です。

新しいサイトを二つ作って、どちらも新規のドメインで、同じ共有サーバーの中に作ります。
そしてアフィリエイトタグを貼ったサイトをA。 広告なしのサイトをBとします。

検索エンジンにインデックスされるようにURL申請をすると、同じようなタイミングで読み込まれました。
また、被リンクも少数の同じページから貼っているだけです。

キーワードの違いも有りますが、検索エンジンで先に1ページに表示されたのはA。 遅れて上がってきたのはB。
ところが、Aは突然検索結果から姿を消します。
Bは順位をキープしたままです。

Aが検索結果に帰ってきたのは、1年後です。
(消えている期間、インデックスはされているものの、フルタイトルで検索しても1000位以内に表示されない状態です)

サイトが新しいことに加え、アフィリエイトタグが存在していたので、アフィリエイト目的のサイト、もしくはリンク先のページの評価が悪かった……そう解釈できます。

ところが、Bは下がらないので、サイトが新しいということだけでは、ペナルティがないことが良く分かります。
サイトが新しく、かつ、怪しい発リンクがあると、何かしらのフィルタやペナルティが発動するものと思われます。

また、アフィリエイトタグは両方とも削除し、Aはいろんな外部サイトへリンク。 Bは内部リンクメインで、発リンクは、評価が高いと思われるサイトのみで実験。

……すると、また同じ結果に。

つまり、新しいサイトの評価はゼロから始まるものの、新しい割に発リンクが多すぎると、スパムの可能性ありとして、フィルタがかかる……そう考える方が、正しい気がします。

被リンク集めとして、ブログやHPを量産してメインのサイトにリンクしても、フィルタやペナルティが発動する可能性が高いということになります。

そんな質の低いリンクばかりが集中すると、メインのサイトも同類とみなされるのは仕方のないことです。

サイトの年齢が古ければ、多くの発リンクがあってもおかしくはないわけですから、時間がたてばある程度は解消されます。(スパム行為だとほぼ無理ですが)
ただし、それは古いドメインが絶対的に良いということではなくて、各ページにもよりますから、中古ドメインで効果があるのは、トップページだけでしょう。
(年齢は、そのページが始めて読み込まれた時点から計算されているように思います。)

不用意な外部対策は、危険なことが良くわかります。
つまり、新しいサイトは同じような新しいサイトからリンクをもらったり貼ったりするのはリスクを伴うということ。

初心者は、既存の古いサイトを持っていないわけですから、1年くらいは内部対策のみに絞った方が、得策でしょう。

ドロップシッピング家宅捜索

産経ニュースから引用
http://sankei.jp.msn.com/

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個人が業者に代わってインターネット上で商品を宣伝、販売する「ドロップシッピング」(DS)と呼ばれる電子商取引をめぐり、ネット関連会社「サイト」(東京都台東区)が家宅捜索を受けた特定商取引法違反事件で、警視庁生活経済課は29日、同法違反容疑(不実の告知)で、ネット関連会社「ナビ」(中央区)など、同社の関係先十数カ所を家宅捜索した。

 サイトは今年1月9日ごろ、DSを検討していた川崎市の主婦に「2、3カ月で元が取れます」と虚偽の説明をしたなどとして、5月に家宅捜索された。その際にナビ社などとの関係を示す資料が出てきた。

 サイトは初期費用名目で全国の顧客から1億円以上を集めた疑いがあるが、1件も注文がこないなどのトラブルが相次ぎ、国民生活センターなどにはサイトに関する100件以上の苦情相談が寄せられていた。

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あれだけ注意が促されていましたが、ドロップシッピングの被害に合っていた人はまだまだ多かったようです。

ただ、国民生活センターや消費者センターに相談や苦情を入れることは、決して無駄ではないことが良く分かりましたね。
苦情が多ければ、警察も動くようです。

ドロップシッピングや情報商材は、まともなものは無いということを頭に入れておきましょう。

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